あんぱんーあんこの上に空洞ができる理由

こんにちは。
手ごねパン教室ハピネスの紺谷英里です。
パン屋さんに行くと、必ずあると言っていいほど「あんぱん」が並んでいます。また、運動会のパン食い競争では、あんぱん率が高かったイメージがあるほど昔から親しまれています。
個人的にはこしあんが好みです(*´ω`)・・・が、あんこの上ってなぜか空洞がありますよね。どうせなら、空いている部分もあんこが入っていたらいいのに…と思ったことはありませんか?
そこで今回は、どうして空洞があるのか…等についてまとめてみました。
日本のパン
あんぱんは、日本の代表的なパンのひとつです。独自の製法で酒種を生み出し、酒まんじゅうを経て酒種あんぱんが生まれたと言われています。
その後、ジャムパンやクリームパンなど次々と発明されていきました。
なぜ空洞ができるのか?
あんぱんの場合、あんこを生地で包んでオーブンで焼き上げます。この時、あんこに含まれる水分が蒸発し、それによって生地が浮き上がることで空洞ができます。 また、ジャムパンやクリームパン、カレーパン等、中に具材を入れるパンは同じことが言えます。
空洞を作らない成形のやり方
生地の中に具材が入っていると、どうしても空洞ができやすくなります。なるべく空洞を少なくしたいという場合は、下記のやり方をおすすめします。
作り方
①あんこを生地で包む。②手で生地を押さえる。(押さえない生地の高さより、半分位低い程度)
③人差し指に強力粉をつけて、生地の中央にくぼみを作る。
④手で軽く生地を押さえる。
*但し、中の具材はあんこに限ります。
まとめ
①オーブンに入れる際、あんこに含まれる水分が蒸発することで生地が浮き上がり空洞ができる。
②なるべく空洞を少なくしたい場合は、あんこを生地で包んでから手で押さえると少なくてすむ。

eri
子供の頃から疑問に思っていたけど、そういう理由があったんだね。あぁ、スッキリした(笑)
最後までご覧頂き、有難うございます。