お菓子&パン作りの失敗しない方法~オーブン編~

こんにちは。
手ごねパン教室、お菓子教室ハピネスの紺谷英里です。
さて今回は、せっかく作ったのに上手く焼き上がらない原因のひとつであるオーブンについて着目していこうと思います。
パンやお菓子作りに限らず、「焼く」の工程があるもの全般に言えることでもありますので、オーブンを使う上で参考にして頂けたら嬉しいです^^
上手く焼き上がらない原因
パンやお菓子作りにおいて、失敗しやすい原因のひとつとしてオーブンの庫内温度があげられます。
購入した当初は上手く焼き上がっていたのに、「ここ最近(数年後)は上手く焼けなくなった」といった経験はありませんか?
電化製品ですので、使用年数に限らず、使う頻度や使い方によって寿命は異なりますが、まずはレシピ通りの設定温度に庫内が温まっているかどうか…を確認することをおすすめします。
オーブンメーターで確認する
では、庫内の温度を確認するためにはどうしたら良いのでしょうか・・・(´・ω・`)?
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世の中には便利な物がありまして💡
調理用温度計(オーブンメーター)というものがあります。この温度計を使用することで、庫内の温度を正確に確認することができます。
実際、私の経験談

当教室で使用しているオーブン:東芝 石窯ドーーム スチームオーブンレンジ 30L ER-MD300-W
2015年秋頃に購入し、当教室のレッスンのみ使用しています(毎日は使用していません)。
結果
予熱が完了した時点では、まだ60℃ほど設定温度に達していませんでしたΣ(゚Д゚)
*オーブンによって温度差はありますが、予熱が完了した時点で設定温度に達していないオーブンはほとんどだと思われます。
しばらく様子を見ていましたが、ゆっくりとしか上がらず、設定温度にまで上げることは難しいと判断し、予熱温度を10℃ずつ上げてみました。結果、10~20℃上げれば早めに設定温度まで上がることが分かりました。
その後は、多少温度の変動があるものの上手く焼き上げることができました。
注意点!
ドアを開けた瞬間に庫内温度が一気に10~20℃位は下がってしまいますので、オーブンの中に焼くものを入れたらすぐにドアを閉めることをおすすめします。
また、時々温度計が正常な状態かどうか、正しい温度計で温度を確認しましょう。
オーブンの特徴(状態)を把握しておく
現在、購入してから7年は経っていますが、今のところ予熱温度を10~20℃上げて設定すれば使える状態ではあります。
また、使用する経過とともに火力が強くなってきていましたので、その都度焼き具合を見ながら焼き時間も調整しています。
それぞれオーブンによって上げる予熱温度は異なりますし、その時々によってもまた違ってくる場合もあるかと思われますので、その都度温度計を入れて確認しながら行うことが失敗しない方法の一つだと言えます。
寿命の見極め方
オーブンの中には温める機能(部品)が備え付けられているのですが、その機能が働かなくなった時(温度が上がらない状態)や、その他に何かしらの異常がある場合は、買い替えることをおすすめいたします。
まとめ
①上手く焼き上がらない原因のひとつとして、オーブンの庫内温度があげられる。
②庫内の温度を確認するために、調理用温度計(オーブンメーター)を使用する。
③まず、どれくらいの予熱温度と時間で設定温度にまで上がるのかを確認し、オーブンの状態を把握しておく。
④焼成後、焼きすぎていないか焼き足らないか確認する。
⑤その都度、温度計を入れて温度や焼き具合を確認しながら行う。必要であれば、温度や時間を調整する。
⑤温度が上がらない状態や、その他に何かしらの異常がある場合は、買い替えると良い。

オーブンの温度管理もとても大事なことなんだね~
実際、温度計を使用してみて分かること…いっぱいあるね♬
最後までご覧いただき、有難うございます。