覚えておくと良いお菓子作りのポイントについて
こんにちは。
福井県福井市スイーツ教室ハピネスの紺谷英里です。
お菓子作りをしていて学ぶことは沢山ありますが、その中で最低これだけは知っておいたり気をつけておくと、より順調に進むことが出来たり、完成度がUPするなぁと思ったことが幾つかありました。
そこで今回は、お菓子作りに限らず意外に知らないことだったり、あまりレシピには細かく掲載されていないことについてまとめてみました。ご興味がある方はどうぞ参考にしてみてください。
卵の割り方
また、卵黄と卵白に分けたい場合は、平らなところで割った後、割れ目を上向きにして殻を破ると卵黄は殻の中に残ったまま卵白と分けることが出来ます。
卵を割った後の殻は、重ねて廃棄します。
粉をふるう回数
お菓子によって、小麦粉の他に様々なパウダーや、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー等といった粉類を合わせて作る場合があります。
このような場合、粉をふるう回数は、粉の種類の数の分だけふるうことをおすすめします。よりダマにならずに、全体をまんべんなく混ぜることが出来ます。
薄力粉のみ → 1回
薄力粉+ココアパウダー → 2回
薄力粉+アーモンドパウダー+ベーキングパウダー → 3回
更に、より丁寧に混ぜたい場合は、ふるう前に粉全部を1つのボウルに入れてホイッパーなどで予め混ぜます。それを粉ふるいでその回数分ふるうと、より全体が混ざりやすくなります。
材料の管理
お菓子の種類によって、とりかかる前に材料を冷やしておくのか、常温に置いておくのかに分かれます。
例えば、バターをやわらかい状態にして作る場合は、室温に戻しておく必要がありますし、室温や手の温度によって材料の温度をなるべく上げずに作りたいクッキー生地やタルト生地の場合は、一部の材料を冷蔵庫で冷やしておく必要があります。
こちらに関しては、それぞれのレシピを参考にしてみてください。
ゴムベラの混ぜ方
ボウルの中に入っている生地をゴムベラで混ぜる場合、レシピには混ぜる、または切るように混ぜるというように掲載されているものがあります。
それぞれのお菓子の種類の作り方によって全部が当てはまる訳ではありませんが、切り混ぜるという混ぜ方の方が理想とされるものがあります。
例えば、スポンジ生地やクッキー生地を作る場合等の材料を合わせる工程です。
理由は、泡を消さないためや、グルテンを作らないため等ですが、やり方としては全体が混ざるように大きく”の”の字や”J”の字を描くようにボウルを手前に回しながら混ぜていきます。
混ぜ方一つでも出来上がりに差が生じますので、このような混ぜ方をおすすめします。
因みに当教室では、はじめに練習をしてから作業を行うようにしています。
まとめ
①卵は、平らなところで割る。卵黄と卵白に分ける場合は、殻を割ってから割れ目を上に向けて破って分ける。
②粉をふるう回数は、粉の種類の数の分ふるう。
③材料は、それぞれのお菓子作りに合わせて冷蔵庫で冷やしておくか、常温に置いて室温に戻しておく。
④大抵、材料をゴムベラで混ぜる場合は、切り混ぜるという混ぜ方で行うのが良い。
頭に入れておくわφ(..)メモメモ
最後までご覧頂き、有難うございます。