お菓子のいろいろな膨らみ(膨張)について

こんにちは。
福井県福井市スイーツ教室ハピネスの紺谷英里です。
世の中には様々なお菓子がありますが、どうしてあのようにふんわりと膨らんでいるんだろう?と思ったことはありませんか?
そこで今回は、膨らみの疑問や膨張させる分類について記事にしてみました。
どうして膨らむの?
ケーキ、クッキー等…お菓子といってもいろいろな種類があります。それぞれ形や出来上がりが違うように、膨らみ方も異なります。
実は、それらの膨らみは、それぞれ用途や種類によって膨らませるものを混入したり、卵、油脂等によって膨張させています。
それでは、どのような種類があるのか、また働きや特徴について見ていきましょう。
ベーキングパウダー
水と熱で化学反応を起こし、炭酸ガスを発生する合成膨張剤。
パッケージから出して時間が経つと、湿気を帯びて膨らみにくくなることがありますので、使う直前に粉と合わせることをお勧めします。
重層
アルカリ性の膨張剤。炭酸水素ナトリウムとも呼ばれています。
加熱すると炭酸ガスを発生させて、生地を膨らませます。
生地の色が濃くなるので、色がついても良いお菓子等に使用することをお勧めします。
酵母
発酵菓子。イーストなどの酵母を使用して、膨張させます。
卵
泡立てた卵によって、膨張させます。
「起泡性」・・・空気を取り込んで膨らむ力
「熱凝固性」・・・熱を加えることで固まる性質
油脂
練り込んだ油脂によって、膨張させます。
焼いた時に、油脂の中の水分が蒸発することで膨らみます。
まとめ
①お菓子の膨らみは、それぞれ種類に合わせて膨張させるものを使用している。
②また、それぞれの働きによって膨らんでいる。
③膨張させる分類として、膨張剤、酵母、泡立てた卵、油脂がある。

eri
お菓子って、こんな感じで膨らんでいたんだね。
そして、それぞれ働きがあるのも凄いね~♪
そして、それぞれ働きがあるのも凄いね~♪
最後までご覧いただき、有難うございます。