普段意識していること、していないことについて
こんにちは。
なりたい自分になるためのヒーリングサロン ハピネスの紺谷英里です。
今回は、普段意識していること、していないことについて書いてみました。
要は、顕在意識と潜在意識のことなのですが、それらの違いについて話していこうと思います。
顕在意識と潜在意識
顕在意識とは?
顕在意識(けんざいいしき)とは、いつも頭で考えていること、自覚できること、理性的なことを表し、表面意識とも呼ばれています。それは全体の約3~10%と言われています。
例えば、「今、私は本を読んでいる」「ご飯を食べに行こう」「好きな映画を観に行こう」等、自覚をしたり、自分の意思で行動を決めることを言います。
潜在意識とは?
潜在意識(せんざいいしき)とは、普段意識していないこと、自覚していない本能的な部分を表し、無意識とも呼ばれています。また、過去に起こった出来事や、無防備な状態(例:手術中)、お腹の中にいた時に聞こえてきた言葉も記憶していますので、顕在意識では思い出せないことでも潜在意識の中では記憶が蓄積されています。それは全体の約90~97%を占めていると言われています。
例1:「料理を上手く作れるようになりたい」と顕在意識で決意したとします。そう思ったきっかけは、「彼に美味しいものを食べさせてあげたい」「結婚するから」という理由からでした。この顕在意識で決意されたことは、これらの潜在意識の中にある思いから導き出された決意ということになります。
例2:「部屋の掃除は定期的にやろう」と潜在意識で決めましたが、なかなか行動に移せませんでした。その理由は、「面倒くさいから」「やりたくないから」という思いが潜在意識の中にあったため、なかなか行動に移すことが出来きませんでした。
集合無意識
普段、自覚している顕在意識、自覚していない潜在意識の他に集合無意識というのがあると言われています。これは、社会集団や人類に共通する無意識になります。この影響力はとても大きく、また個人の無意識よりもはるかに大きいと言われています。もしうまく進んでいかない場合は、集団無意識の影響力もあるかと思われます。
これらの意識について本が出版されていますので、読んでもらうとよく分かると思います。
潜在意識の影響力は大きい
いくら顕在意識で決意したとしても、約90%を占める潜在意識と一致していない限りは、例え目標を掲げたとしても成功し辛い状態になってしまいます。根本的な部分を修正せずに表面的に思っただけでは、何も変わりません。先程の例2で述べたように、頭では分かっていてもなかなか進んでいかないのです。
目標を達成するには潜在意識の中を変えていく必要がある
目標を達成させていくためには、潜在意識の中の価値観を変えていくことが必要になっていきます。潜在意識の中には、過去に記憶されているもの、今生での経験や刷り込まれたもの、DNA、ご先祖から受け継がれてきているもの等様々なものが存在しています。
思ったとおりの人生を歩めていないと感じた場合は、潜在意識をよりプラスの状態に働きかけていく必要があります。
まとめ
①人間の意識には、顕在意識と潜在意識がある。
②顕在意識は、いつも考えている表面意識。全体の約3~10%。
③潜在意識は、普段意識していないこと。全体の約90%を占めている。集合的無意識も存在する。
④潜在意識の影響力は大きいので思った通りに歩めていない場合は、潜在意識をプラスの状態に働きかけていく必要がある。
最後までお読み頂き、有難うございました。