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発酵器がない・・・発酵器なしでパンを発酵させる方法

 
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こんにちは。
手ごねパン教室の紺谷英里です。

お家でパンを作る時、どのような方法で生地を発酵していますか?

当教室のお客様から、「家には発酵器がないから出来ません。」「発酵器がないと作れないんでしょ?」と聞かれます。

安心して下さい。
お家に発酵器がなくても、やり方を知っていれば、ちゃんと作ることが出来ます。

 

パンを発酵させる目的

そもそもパン生地を発酵させる目的は何でしょうか?

ひとことで言えば、”パンを膨らませるため”です。

 

発酵とは?

発酵とは、イーストが生きていくために、糖分を炭酸ガスやアルコールに変える働きのことを言います。この時に発生する炭酸ガスがグルテン膜の網目にたまり、パン生地を膨らませます。

 

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それでは、発酵器以外で行うやり方についてみていきましょう。

 

発酵の方法

オーブンの発酵ボタンを使用する

古すぎるオーブンでない限り、大抵のオーブンには写真(下段の真ん中)のように発酵ボタンがついています。
イーストが活動しやすい温度は30~40℃。イーストの種類によって温度や時間が異なってきますので、それぞれのイーストに合わせた設定をしましょう。
発酵ボタン

*因みに、我が家のオーブンは20年程前に購入したものですが、ちゃんと発酵ボタンがついています。

補足
オーブンの中に入れる前に、庫内を予め暖かくしておくことをおすすめします。(例:500w 数分)

暖かいところに置く場合と、温度が低いところに置く場合とでは、発酵時間が変わってきます。

 

湯せんする

一次発酵の場合

①乾いたタオルの上に大きめのボウルを置く。
②そのボウルの中に40℃のお湯を入れ、生地が入っているボウル(ラップをしている状態)をつける。
③その上から大きめのビニール袋をすっぽりとかぶせる。もしくは、ビニール袋の中にボウル全体を入れる。

 

二次発酵の場合

①天板が乗せられる程の大ボウルや水切りかごなどの入れ物を用意し、その中に60℃のお湯を入れる。
②その上にアミを乗せる。
③その上にラップ+ぬれ布巾をかけた天板(成形をしたパン生地が乗っている状態)を置く。
④その上から、大きめのビニール袋をすっぽりとかぶせる。

 

補足
温度を一定に保たせるために、時々様子を見ながら暖かいお湯を足します。

*生地にお湯がかからないように気をつけながら行いましょう。

 

まとめ

①パン生地を発酵させる目的は、パンを膨らませるため。

②発酵器以外でパン生地を発酵させる方法は、オーブンの発酵ボタンを使う。

③発酵ボタンがない場合は、湯せんするやり方で行う。

④それぞれ注意するポイントがあるので気をつけながら行う。

 

eri
eri
パン作りは、発酵器がなくても作れるんだね。オーブンに発酵ボタンがついているからとっても便利~(^^♪

 

最後までご覧頂き、有難うございます。

 

 

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